2ちゃんねるやニコニコ動画の元管理人である、
ひろゆき(西村博之)さんが書かれた子育て本。
その第1章である【頑張りすぎない親になる】の要約と感想です。
頑張りすぎない親になる
親へのプレッシャーが強すぎる
例えば、無痛分娩でなくお腹を痛めて産みなさい。
そして産んだ後はミルクに頼らず母乳育児をしなさい。
また、ママさんタレントによるTVやSNSでの楽しいキラキラ育児の発信や
産後も美しい外見であることによる一般ママへの考え方など。
こうあるべきだ、という昔からの考え方が根付いています。
お腹を痛めて産まなければ良い母親になれないなら、
産めない父親は良い父親ではないのか?
母乳育児なら病気にならないのか。
など言いたいことはたくさんですが…。
今は無痛分娩や和痛分娩などの技術も発達しているし
栄養のたくさん入ったミルクも売っています。
育児に関しても、
そういった固定観念から
あれもこれも自分でやらなければ…。
息抜きの暇なんてない!というママさんでいっぱいです。
そんな生活が続くと
うつ状態になったり(産後うつ)、
子どものことを可愛いと思えなくなります。
何をしても泣き止まない子をあやすしんどさ、
育児も家事もしなければならない大変さ、
実際に自分が経験したからこそわかる育児の辛さは、
いろいろな所に隠れています。
身体的・精神的にもキツくなりますよね。
外国ではヘルパーさんやお手伝いさんが当たり前
親が子どもの面倒を見られない状態は、
子供にとってデメリットでしかないという考え方だそうです。
本当にその通りですよね。
子どもはすぐ感じとります。
ママの表情や触れ合い方、
心まで読んでいるかのように、
なぜか赤ちゃんに伝わりますよね…。
ママが疲れていたら、悲しい顔をしていたら、
赤ちゃんもそれを感じ取って泣いてしまいます。
そんな状態は、子どもにとってデメリット。
子どもを預けて、ママも気分転換が必要です。
※海外ではベビーシッターが当たり前に普及していたり
価格が比較的安かったりするそうです!
日本もそうなればいいのにと毎日感じています。
もちろん、親に頼れる方はそうしても良いと思います。
ただ、頼れない時や急に預けなければならない時もあります。
そんな時は一時保育や市の子育て支援などを利用するのも良いですね。
ひとりで買い物に行く、カフェに行く、美容室に行く…
なんでも良いのでたまには気分転換をして、
楽しく子育てができたらお互いが幸せです。
真面目すぎて心も体も壊してしまう。
日本人らしいといえばそうですが、本末転倒です。
育児は、親がまず健康でいること。
これに限ります。
だから頑張りすぎない!
リラックスして気分転換もして、
赤ちゃんと向き合うことが大切です。
子は真似する
子どもは予想以上によく見ています。
スマホの元に駆け寄り画面を触ったり、
寝転がりながらテレビを見たり…。
そんなんやったらダメ!と注意すると
だってお母さん(お父さん)もやってるやん!と。
何も言い返せない方も多いでしょう。
だから、
子どもの真似る力を生かして、やってほしいことを見せておく。
ことはとても効果的。
小さい頃から言葉遣い、生活習慣を正すことが大切です。
わざと見えるところで掃除をしたり
みんなで一緒に早寝早起きをしたり。
やって欲しいことを真似させる、
そして、常に見られている意識を持つこと、が大切です。
子は親の鏡。
見られても恥ずかしくない行いを
子どもの前で心がけましょう。
著者:ひろゆき(西村博之)
「1976年、神奈川県生まれ。
『僕が親ならこう育てるね』ひろゆき著
東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。 1999年に開設した「 2ちゃんねる」、 2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「 4 chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊 SP A!で 10年以上連載を担当。主な著書に『 1%の努力』(ダイヤモンド社)がある」
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